Update on Cystatin C: Incorporation Into Clinical Practice
Am J Kidney Dis. 2013;62(3):595-603
Crは筋肉量、運動、肉摂取、健康状態にC左右される。
CysCは有核細胞から産生、血流に排泄される物質、人によってばらつき少ない、状態に影響されない。しかし、早い細胞のturnoverの状態や甲状腺機能異常、ステロイド使用でbiasがかかる可能性がある。
○eGFR・Crでは、GFR>60ml/min以上において、all cause mortality調べるstudyで結果はJ-shape。
eGFR・Cysではlinearも結果の報告。
○eGFRで予後を推定するstudyでCysCの方がよりいい指標であった報告。
○REGARDs studyでは、eGFR・CrとeGFR・CysC両方計測し、mortalityとESKDのrisk検討。
両方正常と比較して、eGFR・Crのみ異常群ではmortalityとESRDにrisk上昇なかったが、
eGFR・CysCのみ異常群ではmortality 2.1倍、ESKD 5.8倍であった。両方の異常群ではmortality 2.1倍、ESKD 26.1倍のriskであった。
CysC併用で、予後分類がmortality13.3%、ESRD6.4%の向上見られた(有意差あり)。
○2012CKD-EPI eGFR・CysCは性と年齢で計算されるが、2012CKD-EPI eGFR・CysC-Crは年齢、性、黒人で分類される。19%の分類の向上が見られた。
○eGFR・Crが45-60、そして他のCKD兆候がないCKDの患者(CKD全体の30%程度)にKDIGOではCysC測定提言している。その中で1/3はeGFR・CysC 60ml/min以上でそれらはnonCKDと定義され、60ml/min以下ならCKD。
○Cysをスクリーニングに使うのはeGFR・CrがCKDのborder、CKD high risk、Crの有効性が低い時
○他のCKD兆候のないeGFR・Cr 60-90ml/minの人にeGFr・CysC計測したところ、14%が60ml/min以下であったという報告。USでは、eGFR・Cr 60-75ml/minのうち、23%がeGFR・CysC 60ml/min以下であったという報告、ここにが1番CysC使えると考えられる。
○
CysCで定義されたCKDの方がESKDに高頻度に陥るという報告。
腎移植患者ではCysCが通常のCKD患者より更に有効との報告。ステロイド使っているのにも関わらず。
低栄養が多い、入院患者にもCysCが適する報告。
HIVではeGFR・CysCがeGFR・Crより低く出る、またよりmortality反映するという報告。
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