Diabetologia (2009) 52:2037–2045
2型DMN(30-70歳、1-10g/g・Cr、Cr 2.0mg/dl以下、SDA以上の網膜症の患者。脳・心血管障害は除く、RAS系阻害薬投与除く) 112人において、0.8 g/kgの低蛋白摂取におけるeGFR・CCrの低下、Cr値の2倍化・またそれまでの期間をprimary end pointとしたrandomaized比較試験。
2群において、食事からの蛋白摂取には有意差あったものの、24時間蓄尿におけるUNの値から計算した蛋白摂取量は両群有意差なみられなかった。
primary end pointのeGFR・CCrの低下、Cr値の2倍化・またそれまでの期間は有意差なし。
secondary end pointのESRDに至る割合、尿中UN・Alb排泄量、QOLの評価も有意差なし。
randomaizedではない対象研究では蛋白摂取量による腎機能悪化は見られなかった。
収縮期血圧のみが腎機能悪化因子であった。
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