Active Vitamin D Treatment for Reduction of Residual Proteinuria:A Systemic Review
8個のrandomize試験のmeta-analysis。
保存期CKD pt(84%がRAS阻害薬使用)に対し、VitD製剤(パリカルシトール、カルシトリオール)投与群390人と非投与群298人における尿蛋白の減少効果を比較した。平均24ヵ月。
非投与群と比較して尿蛋白は-16%減少(有意差あり)。尿蛋白減少効はodds比2.72、15%以上減少と定義すると2.02であった。
・DM腎症に関係なく効果あり
・母集団数・投与期間に関係なく効果あり
最も母集団が大きいrandomize試験においてVitD投与群においてGFRが低下する可能性が示唆された。原因としてはVitDで報告されているCr代謝の変化によるもの、またDM患者が多い試験であり、GFRの測定に関しても疑問視がつく可能性。GFRの低下は可逆性である。
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