Mechanism of Hypokalemia in Magnesium Deficiency
J Am Soc Nephrol 18: 2649–2652, 2007
低K血症のうち、半分以上が低Mg血症合併している。特にループ・サイアザイド利尿薬投与に際に多いが、他に下痢、アルコール中毒、Bartter・Gitelman症候群のような尿細管トランスポーター異常、薬剤性尿細管障害がある。
低Mg血症による低K血症のメカニズムは、細胞内にMg2+が十分量存在した際には上図Dのように集合管におけるROMKからのK分泌をMg2+が妨げることが可能であるが、これが不足した場合には例えhypokalemiaの状態であってもK+が分泌されてしまうため。
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