2013年12月24日火曜日

若年時の肥満とESRDの関係

Body Mass Index in 1.2 Million Adolescents and Risk for End-Stage Renal Disease

Arch Intern Med. 2012;172(21):1644-1650


平均17.4歳の1940704人(徴兵制の1年前、ユダヤ人、58.7%が男性) のBMI測定行い、25年間のfollowを行い、ESKDのriskを調べたretrospective cohort。

BMIの84-95 percentileをoverweight、95 percentile 以上をobesityと定義。
overweightは男7.4%、女8.9%、obeseは男2.9%、女2.0%であった。血圧とBMIは関係していた。

痩せ群・通常群と比較して、補正後のESRDへのHRはoverweight群3.0、obese群6.89であった(有意差あり)。

痩せ群・通常群と比較して、補正後のDM性ESRDのHRはoverweight群5.96、obese群19.37であった(有意差あり)。
痩せ群・通常群と比較して、補正後のnonDM性ESRDのHRはoverweight群2.17、obese群3.41であった(有意差あり)。

BMIが正常上限の75-85percentileからDM性ESKDは増えていた。一方nonDM性ESKDはoverweightから増えていた。

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