2014年3月18日火曜日

IgANに対するMZR使用

Methylprednisolone pulse therapy combined with mizoribine following tonsillectomy for immunoglobulin A nephropathy:clinical remission rate, steroid sparing effect, and maintenance of renal function

Clin Exp Nephrol (2011) 15:73–78





IgAN患者(組織grade2-4、Cr 2 mg/dl以下、GFR 30ml/min以上、70歳以下)42人に対し、mPSL 500mgを3日間、その後PSL 30mg/dayを4週間。その後MZR 150mg/day開始し、4週ごとにPSL 5mg減量、7ヶ月後に中止。MZRは11ヶ月後に中止のプロトコールで、primary endpointは6,12,24ヶ月後のCR(赤血球5/HPF以下、蛋白尿の消失0.1g/gCr以下が3ヶ月)。


CR 6ヶ月後33.3%、12ヶ月後69.1%、24ヶ月後76.2%
蛋白尿改善が尿潜血改善より早い
寛解後の再発はなし
CKD stage1-2のeGFRは横ばいで、stage3のeGFRは改善した。蛋白尿、sCrは有意に改善した。
IgAも低下した。

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