A Prospective, Placebo-Controlled Trial
JACC Vol. 41, No. 9, 2003: 1438–44
拡張型心筋症(NYHA2-3、LVEF 35%未満)の透析患者132人、男89人、女43人(平均年齢55.1、sBP 90以下は除外、すべての患者にジギタリスが入っている。ACEIが96.9%、残り3.1%はARBが入っている。硝酸薬25%入っている。週4回の透析をしている。)にカルベジロールを最大量の25mg、または個人の耐容量を投与する群とplacebo群に無作為割り付けしたopenlabel placebo controlled randomized study。2年の追跡。
カルベジロール投与群で死亡率、CVD死亡率、otherCVD死亡率が有意に減少した。
突然死はカルベジロール投与群で減少していたものの、有意差は見られなかった。
cox比例ハザードモデルでは総死亡率0.51、CVD死亡率0.32(有意差あり)。
カルベジロール投与群で有意に入院率低い、特に心不全の入院率が低かった。
cox比例ハザードモデルではそれぞれの入院率0.44、0.19(有意差あり)
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