2014年1月20日月曜日

若年時の肥満が、将来の末期腎不全に及ぼす影響

Body Mass Index in 1.2 Million Adolescents and Risk for End-Stage Renal Disease

Arch Intern Med. 2012;172(21):1644-1650.

17歳のユダヤ人1194704人に対して、17歳時の肥満と末期腎不全のriskを調べたretrospective cohort。25年の追跡。
過体重は85ー94%タイル(BMI:男24.9-28.19、女:25.2-29.59)、肥満は95%タイル以上(BMI:男28.2-40.0、女:29.6-40.0)と定義。



過体重は全てのESRDで、3.0倍のrisk高い、肥満は6.89倍risk高かった。これは
男女ともに同じ傾向であった。
DMによるESRDでは、過体重が5.96倍、肥満が19.37倍有意にriskが高かった。
non-DMによるESRDでは過体重が2.17倍、肥満が3.41倍有意にrisk高かった。


PKDによるESKDも過体重以上はrisk 2.57倍有意にrisk高値であった。



nonDMによるESKDは90%タイル以上(BMI26台)から有意にriskの上昇が見られた。
DMによるESKDは正常高値である75%タイル以上(BMI 23.4)から有意にriskの上昇見られた。(年齢、性、人種、血圧、時期で補正)

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